「建設業許可」を取得しようと考えている社長さん、こんにちは!行政書士の岡 田 百 花です。
建設業許可の申請は、専門用語がたくさん出てきて難しそう…と感じている方も多いのではないでしょうか?特に、「専任技術者」と「主任技術者」の違いって、一体何だろう?と疑問に思う方も多いと思います。
今回は、建設業許可の申請でよく出てくる「専任技術者」と「主任技術者」の違いを、わかりやすく解説していきます。
専任技術者と主任技術者ってなに?
建設業許可を取得するには、会社に「営業所ごとの専任技術者」と「主任技術者」という資格を持った人を配置することが義務付けられています。
- 営業所ごとの専任技術者: 会社全体の工事について、計画を立てたり、安全に工事が進むように見たりする人です。いわば、会社の工事に関する「司令塔」のような存在です。
- 主任技術者: それぞれの工事現場に行って、実際に工事が安全に進んでいるか、計画通りに進んでいるかなどを確認する人です。いわば、現場の「監督」のような存在です。
なぜ二人とも必要なの?
- 工事の安全: 主任技術者が現場で安全に気を付けて、事故を防ぎます。
- 工事の品質: 専任技術者が計画を立て、主任技術者がその計画通りに工事が進んでいるか確認することで、良い品質の建物を作ることができます。
- 法律で決められている: 建設業法という法律で、専任技術者と主任技術者を置くことが決まっています。
専任技術者と主任技術者は同じ人を指すの?
いいえ、違います。専任技術者は会社全体を見て、主任技術者は現場を見て、それぞれ仕事が違います。
専任技術者と主任技術者は兼任できるの?
原則として、同じ人が専任技術者と主任技術者の両方の仕事をすることはできません。
専任技術者と主任技術者の違いを理解するメリット
- 必要な人員を把握できる: どのくらいの技術者が必要なのか、それぞれの技術者にどのような資格が必要なのかが明確になります。
- コスト削減につながる: 必要以上の技術者を配置する必要がなくなるため、コスト削減につながります。
- トラブル防止につながる: それぞれの技術者の役割が明確になるため、現場でのトラブルを防止することができます。
建設業許可申請について
建設業許可の申請をする際は、専任技術者と主任技術者について、資格や経験などを証明する書類が必要になります。
まとめ
建設業許可を取得するためには、専任技術者と主任技術者の役割をしっかりと理解することが大切です。
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